八重干瀬でシュノーケル!魅力や行き方、注意点など解説!

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八重干瀬ってどんなところ?

宮古島のシュノーケルスポットで、よく聞く八重干瀬(やびじ)。聞いたことはあるけど、実際どんな所なの?どうやって行くの?など疑問をお持ちの方もいると思います。そこで、今回はそんな気になる八重干瀬について、実際に行った筆者が徹底解説します!

八重干瀬とは、宮古島本土と池間大橋によって繋がる池間島の北東の海上に位置し、日本国内で最大級の卓状サンゴ礁群の名称です。サンゴ礁群の規模は南北に約17km、東西に約6.5kmの広大な面積を誇ります。サンゴ礁群は、8つの大規模サンゴ礁と属ビシと呼ばれる小規模サンゴ礁などおおよそ100以上のサンゴ礁によって形成されています。その壮大なスケールと美しさから「日本のグレートバリアリーフ」とも呼ばれており、スキューバダイビングスポット・シュノーケリングスポットとしても知られ、その絶景を一目見るために国内外を問わず多くのダイバーたちが集まります。

八重干瀬の魅力

①高い透明度

1つ目は、高い透明度です。八重干瀬が国の天然記念物に指定された理由は、世界トップレベルの高い透明度ともいえます。

その透明度の高さから、八重干瀬は「日本のグレートバリアリーフ」という別名で呼ばれるほど!

透明な海中世界では美しいサンゴやカラフルな熱帯魚たちがお出迎えしてくれ、シュノーケリングやダイビングを楽しませてくれます♪

②生き物の種類が豊富

2つ目は生き物の種類の豊富さです。

宮古島の海域は、本州よりも多くの熱帯魚などが見られることで知られていますが、特に八重干瀬には何百種類以上もの熱帯魚やサンゴが生息しています。スズメダイやチョウチョウウオ、ウミガメなどたくさんの海の生き物が泳いでいます。特にクマノミは、日本に生息する6種のうち、5種がここ八重干瀬で見られるといわれているんです!

筆者も、八重干瀬で「ハナビラクマノミ」というクマノミを初めて見ることができ、感動しました!クマノミは、オレンジ色のイメージが強いですが、ハナビラクマノミは「花びら」を思わせるピンク色の体で、背中に白色のラインが1本入っており、とても可愛いクマノミでした。

クマノミ以外にも、ウミガメやたくさんの種類の生き物に出会える八重干瀬!一度は見ておきたい光景です!

③サンゴの種類が豊富

3つ目はサンゴの種類の豊富さです。

『日本最大級のサンゴ礁群』と言われる八重干瀬には、多くの種類のサンゴを見ることができます。異なる種類のサンゴで、種類によって色合いも異なるためとても鮮やか!

また、テーブルサンゴやエダサンゴなど、いろんな種類のサンゴがあって、サンゴによって形状も異なるので、見ていてとても面白いです。

八重干瀬のサンゴ礁の多様性と美しさに魅了されること間違いなしです!

また、サンゴ礁が天然の防波堤になっているので、波も穏やかでシュノーケリングにぴったりです♪

八重干瀬への行き方

定期船は就航していないので、個人で行くのはちょっと難しいです。そのため、ショップが開催するシュノーケリングツアーに参加するのがおすすめです。八重干瀬に行ける港は、①平良港、②池間漁港、③佐良浜港の3つがあります。それぞれの港について下にまとめたので、参考にしていただければと思います。

①平良港

平良港へは、宮古島の市街地から車で5分〜10分。平良港は伊良部島や下地島を潜りに行く多くのダイビングボートが停まっている港です。宮古島の中心部である平良に近いため、この周辺に宿を取る方も多いと思います。その場合は、この平良港を利用するツアー会社で予約をするのがおすすめです。

ポイントにもよりますが、平良港から八重干瀬エリアまでは船で約50分。波が高い日はスピードを出せないため、1時間以上かかることもありますので、余裕を持って参加しましょう。

②池間漁港

宮古島市街地から車で約30分のところにあり、池間大橋を渡った先の池間島にあります。先にあげた平良港からは、波が高い日は1時間以上と長時間船に乗ることになるので、「乗り物酔いしやすいんです…」という方にとっては、船酔いしないか少し心配ですよね。せっかくの楽しいツアーも長時間のボート移動による船酔いで気分が悪くなってしまっては勿体無いです…!


そんな方におすすめなのが、池間島から行く方法です!池間島からなら15~20分程なので、船酔いしやすい方や短時間で行きたいという方におすすめです!

ボート移動の疲れもなく八重干瀬ツアーを思う存分楽しむことができちゃいます♩
また、波の高い日でも八重干瀬に近い分、比較的楽に行けてツアー開催率も高いのも魅力です!

③佐良浜港

宮古島市街地から車で約30分のところにあり、伊良部大橋を渡った先の伊良部島にあります。八重干瀬までは約30分。さらに、シュノーケルの人気スポットである青の洞窟までは約5分です。

「青の洞窟」は、太陽の光と海の青が織りなす奇跡の場所。海底に反射した光が洞窟全体を青く照らし、透き通る水面に神秘的な世界を生み出します。

筆者は、この佐良浜港から船で出発するツアーに参加しました。

ベストな時期

八重干瀬でシュノーケルを体験するなら7~8月または9~10月がおすすめです!

7~8月は気温が高く、海が穏やかで泳ぎやすい時期です。ただし7~8月は台風が多いので事前に天気予報をチェックしましょう

9~10月は台風の発生回数が減少する時期。夏場に比べ気温・水温は下がりますが、9月の年平均気温も27.6℃とかなり暖かく、海の透明度も上がるのでおすすめのシーズンです。真夏よりも観光客が少ないため、シュノーケルや周辺の観光スポットをゆっくり楽しめるメリットもあります。

八重干瀬に行くなら7~8月か9~10月での検討がおすすめです。

ツアーを予約する際の注意点

①早めに予約する

実際に筆者も八重干瀬へ行く際、ツアー会社に予約をしました。ツアー会社はたくさんあって迷いますね…!
でも、悩みすぎてギリギリになってしまい、予約したいツアー会社の予約が埋まってしまうということもあるので、早めにツアーの予約を取っておくのがおすすめです!

②免許が必要か確認する

スキンダイビングをしたいと思っている方への注意点としては、「スキンダイビングの免許」が必要であるかツアー会社に確認をするということです。筆者が予約したツアーでは、「スキンダイビングの免許」を持っていることが必須(ダイビングの免許ではNG)でした。免許を持っていない場合は、ライフジャケットを着用し、シュノーケリングという形になります。店舗ごとに違うかもしれませんが、スキンダイビングがしたいと考えている方はあらかじめチェックしておくと良いかと思います。

シュノーケリング

初心者や家族連れなどに特にオススメなのが、手軽に海の中を楽しめるシュノーケリングです。

呼吸用のチューブと水中眼鏡をつけて海の中を遊泳するシュノーケリングは、資格や技術も必要なく、年齢や性別問わず誰でも楽しめるマリンアクティビティ

ツアーによってはガイドが浮き輪で引っ張ってくれるため、小さな子どもや泳ぎが苦手な人も安心です。また、シュノーケル・マスク・フィン・ウェットスーツ・ライフジャケットは基本的に現地でレンタルできるので、手ぶらで行ってもヤビジの美しさを満喫できますよ。

スキンダイビング

スキンダイビングとは、酸素ボンベやレギュレーターなどの器具を一切使用せず、足ひれやシュノーケルといった必要最低限の道具だけを身に着けて行う素潜りです。

スキンダイビングは、魚たちと同じ目線で海中を動き回れる点が特徴です。「シュノーケリングよりも近い位置でサンゴ礁や魚たちを見てみたい」「スキューバダイビングより気軽に海へ潜りたい」という人は、ぜひスキンダイビングを体験してみましょう。

事前に準備しておくと良いこと

①サンゴに優しい日焼け止めを準備する

ツアーへ参加する前に日焼け止めを塗って準備していると、スタッフの方が「その日焼け止めだとサンゴが死んじゃうから、この日焼け止めを使って下さい」とサンゴに優しい日焼け止めを渡して下さいました。海へ入るとき、紫外線対策のために日焼け止めを使用する方は多いかと思いますが、実は私たちの皮膚を守るその日焼け止めが、海には悪影響を及ぼしているそうです。その事実を知り、今まで何気なくしていた行動を振り返って、海への影響まで考えられていなかったなと反省しました。それ以降、サンゴや魚、きれいな海を守るためにも、サンゴに優しい日焼け止めを使うようにしようと思うようになりました。



②酔い止めを持参する

筆者がツアーに参加した日は、風が強かったため波のうねりが強くけっこう大きく船が揺れていました。そのため、「船に乗る前に酔い止めを飲んでおいて正解だった…!」と感じました。船酔いをすることなく思いっきりツアーを楽しむためにも、船酔いの不安がある方は酔い止めを持参することをおすすめします。


筆者が海へ行く際に持参している日焼け止めです。海況が悪く船がすごく揺れていた際も、これを飲んでいたので船酔いせずに最後までシュノーケルを楽しむことができました!

③波や天気の情報をチェックしておく

海況によっては、ツアーの時間が早まったり、船を出すことができずツアーが中止となってしまう場合もあります。

筆者も海況の都合で、予定よりも早くツアーを開始するということが実際過去にありました。そのため、ツアーの予約を取った日は、余裕のあるスケジュールにしておくと万が一、ツアーの時間が変更になっても落ち着いて対応できるかと思います。また、事前に波や天気の情報を確認し、台風などでツアーが中止になりそうな場合などは、別のプランを考えておくなどしておくのも良いですね。

 

まとめ

今回は、宮古島の八重干瀬についてご紹介しました。

日本最大級のサンゴ礁群には様々な魚やサンゴが生息しており、多くの魅力を秘めています。

宮古島を訪れた際には、八重干瀬へ足を運んでみてください♪宮古島旅行の最高の思い出の1つになること間違いなしです!

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