これを読めば大丈夫!初心者にもおすすめ巻機山のルートを解説!

だいちい

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私たちは旅行好きのカップルです。これまでに海外32か国、国内46都道府県を旅してきました。観光したい、海に潜りたい、山に登りたい、美味しいものを食べたい。そんな欲張りな私たちの冒険は止まりません。

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巻機山の展望が綺麗だと聞き、登ってみたいと思ったけれど、どうやって行くのかわからない…。
そんな悩みを抱えている方、今回は巻機山への行き方、ポイントについてご紹介していきます!
この記事を読めば、巻機山への行き方がわかります!

巻機山の基本情報

・新潟県と群馬県の境に位置する三国山脈にある標高1967mの山

・日本百名山にも選定されており、甲信越百名山、新潟百名山、越後百名山、ぐんま百名山など様々な百名山とされている

・山頂一帯に池塘の点在する高層湿原が展開し、四季折々の豊かな自然の宝庫

展望が美しく、越後三山や上越国境の山々を一望できる

ルート

巻機山にはたくさんのコースがありますが、今回は最も利用されることが多い井戸尾根コースを選びました!
他にも、ヌクビ沢コースや割引岳コース、北面からの五十沢コース、谷川連峰・朝日岳方面からの縦走路などがありますが、井戸尾根コース以外は上級者向きとなっていますので、ご注意ください。

桜坂駐車場

駐車可能台数:約100台

料金:1日500円

トイレ:綺麗な水洗トイレあり

その他:登山靴を洗うことができるスペースあり

井戸尾根コース

帰りは行きのルートを引き返すピストンのコースです。
登り約4時間30分、下り約3時間30分、往復約8時間の長めの登山コースとなっています。

しかし、ロープや鎖場はなく危険箇所も少ないので登山に慣れていない初心者にも難易度が低く、おすすめのコースです!

登山開始

原生林の中を進んでいきます。登山口から4合目までの斜面は比較的緩やかです。

4合目から5合目にかけて勾配が急になってきます。登山開始から、約1時間半くらいで5合目に到着です。

いったん5合目から6合目の間で勾配が少し緩やかになりますが、6合目を過ぎると再び急な登り坂となります。しかし、6合目あたりから高い木がなくなり、徐々に視界が開けてくるのでワクワクしながら登ります!

標高1,550mで森林限界を迎え、7号目からは展望が良くなります!この先も急登が続きますが、景色が綺麗であまり苦は感じません!

1,700mを過ぎると急な登り坂は続きますが、木の階段で整備されているので比較的歩きやすいです!

「ニセ巻機山」(9合目)

急登を登り切ると、「ニセ巻機山」に到着です!登山者がこれを巻機山と勘違いすることが多かったことからこの名前がつけられたとか。一見山頂かと思ってしまいますが、まだ9号目。もうひと踏ん張りです!

巻機山避難小屋

ニセ巻機山から15分くらい行ったところに「巻機山避難小屋」があります。きれいに整備されたトイレもあります。

「巻機山避難小屋」

トイレ:あり。屋内にバイオトイレ(トイレ横にある自転車のペダルを漕いでバ 
   イオ材を撹拌することにより、微生物が自然に返してくれる)協力金100円。使用した紙は、備え付けのビニール袋に入れて持ち帰ります。外のトイレは和式。

水場:避難小屋の近くにあり。飲み水の補給も可。

避難小屋で休憩をとったあと、再び山頂を目指します。

御機屋(巻機山 山票柱)

巻機山避難小屋から約30分ほどで御機屋に到着です。巻機山山頂の標識が現れます!ここは、割引山と巻機山・牛ヶ岳の分岐にもなっています。わりと広いスペースで木のベンチなどもあるので、絶景を見ながらお昼ご飯を食べるのも良いですね♪

この場所から撮影した写真です。
山と空と、今まで歩いてきた道のりをバックに素敵な写真が撮れます!

しかし、ここは巻機山の最高地点ではなく、ここから約10分ほど登ったケルンのある場所が標高のもっとも高い地点となります。「ニセ巻機山」や山頂かと思ったら、まだ先に一番標高が高い場所があるなど、巻機山の頂きには一筋縄ではたどり着けません(笑)

山頂付近は湿地帯になっているため、木道が整備され、ところどころに池塘があります。

もっとも標高が高い地点

登山開始から約4時間30分、巻機山のもっとも標高が高い地点に到着です!標識などはとくにないのですが、ケルンが積まれているが目印です。

なかなか長い道のりでしたが、ここから見る景色は本当に絶景で、「ここまで登ってきてよかった〜!」と絶対に思えるので、最後まであきらめずに頑張ってください!

ここからは今まで歩いてきた道を引き返します。標高がもっとも高い地点から卸機屋の間で、こんな可愛いにこちゃんマークの池塘が見れます!笑っている顔みたいですよね(笑)

下山の際も、遠方の山々の稜線まで一望できる素晴らしい景色です!

★ポイント

・天気がいい日は強い日差しが照りつけるので、日焼け止め帽子サングラスなど日焼け対策は必要 です。
・9月の下旬に行ったのですが、標高が高い場所では風が強く、寒いと感じることがあったため上着を持っておくのがおすすめです。
・危険個所はないですが、7合目あたりまで粘土質の道となっており、雨の降った翌日などは滑りやすくなってるので足元に注意して歩くようにしましょう。
・井戸尾根コースは、長く続く急な坂を登り切る体力が必要なコースですが、危険箇所や難所が少ないので、初めて巻機山に登るなら井戸尾根コースががもっとも適しています

・往復で約8〜9時間ほどとかなり長時間の道のりとなるので、十分な水分や食事を持ち歩くことと、余裕を持った登山スケジュールを組むようにすると良いと思います。

まとめ

今回、巻機山へ行ってみて、少し距離が長く大変な場面もありましたが、それでもその疲れを忘れるほどの絶景や可愛い「にこちゃんマーク」の池塘が見れたりと、本当に素敵な山だなと感じました!

体力などを考え、余裕を持ったスケジュールで、ぜひ巻機山登山楽しんでくださいね♪

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